東京や名古屋にあって大阪に無いものは何か。
スカイツリー?
味噌煮込みうどん?
否!
大阪には男とのセックスを赤裸々に書く、ビッチブロガーがいないんですよ(´Д` )!!(きゃりが知らないだけ?)
そんなとき。
既セク『私書いてるよ。鍵付きで公開してないけど!』な ん だ っ て ! ?
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
今回特別に、きゃりーと再会したときの話をキャリブロに掲載する許可を頂きました(=´∀`)人(´∀`=)それではさっそくどうぞ~♪( ´θ`)ノ
あっくんと別れた翌日。
前日まで遊び過ぎて使い切った体力を回復するため、私は昼過ぎまでベッドにいた。
そろそろ起きようかな…と思い始めた頃、LINEが鳴った。
「今日何時頃くるー?」
きゃりちゃんだ。
あの夏の日、夜の街で声をかけてきたナンパ師きゃりー。
連れ出された居酒屋で、『後腐れないセックスならしたいのに』と思わず本音を言うと、『俺ナンパ師やで。これ以上後腐れないやつおらんやろ!』と彼は言った。
一度きりだと思っていたが、彼の魅力的なキャラクターとお互いの都合の良さで、私たちはもう一度会う約束をしていた。
「目標15:30!キャリパレス行くね」
そう返事をし、重い体を起こした。
私はあっくんと会う翌日にきゃりちゃんとの約束を入れていた。
これは我ながら完璧な保険。
そう、きゃりちゃんはできる男。
心と体の隙間を埋めてくれることは間違いなかった。
約束の数日前、きゃりちゃんからこんなLINEが来ていた。
「とりあえずセックスしてから、こんなの行くのどう(^^)?」
これだけでもウケるが、きゃりちゃんの言う「こんなの」の内容にさらに吹いた。
別途転送されてきたのは、カップリングパーティーの案内メールだった。
とある会場で催される、60対60の出会いパーティー。
「なにそれやばいwセックスしてから素知らぬ顔してパーティー行って狩りとか、まじキチガイやんwそういうの大好き!」
しかしさすがに連休のハードスケジュール→きゃりちゃんとのセックス→さらにパーティーとなると、かなりの体力を要する。
とりあえず申し込みだけしてもらい、行くかどうかは当日のコンディションで決めさせてもらうことになった。
この時もきゃりちゃんは
「別に当日コンディション悪くて行けないっ言っても怒ったりしないから、気ぃ遣うなよ」
という一言をくれた。
常に、こういうさらっとした気遣いがある。女のツボを心得ている。
そして私は、約束の時間にキャリパレスの最寄駅にいた。
迎えにきてくれたきゃりちゃん。
見た目はごく普通のお兄ちゃんである。
私の服装を褒めてくれて、今日あったかいねーとか久しぶりだねーとか世間話をしたところで、
「きゃりちゃん!ちょっと聞いて!!!」
私は、先日ゲットしたウブで可愛いあっくんとの恋の芽生え~別れまでのドラマティックラブストーリー(やり逃げストーリーとも言う)をキャリパレスまでの道のりで聞いてもらう。
うわーん、失恋したの。とかほざいてた私。なにがやねん。
キャリパレスに着いてからも私はしばらくわーわーとその話をしていたが、キリいいところで「うん、とりあえずセックスしよう!」ときゃりちゃんからの甘いキッス。
うん、あのね、キッスが甘い。
優しくて甘い。
あっくんのへたっぴだけど愛を感じるキスと、きゃりちゃんの百戦錬磨の研究しつくされたキス。
ぼーっとした頭で、「みんなちがってみんないい。金子みすゞ」などと考えていた。
来るときに乗っていた電車が暑くて(なのか、興奮してたからなのか)からだが汗ばんでいたので、シャワーをお借りした。
「シャワー浴びるならピトーばりにクンニしたるわ!」
「オッケーほな念入りに洗うね☆」
あほか、あほなのかお前たちは。
汗を流して、タオル一枚で
「さぁセックスしよーぜ!」
と意気込んでみたはいいものの。
彼氏でもない人とシラフでセックス前提で会うのってさ、人生であんまりないやん?
なんかね、私ね、
柄にもなく緊張してた。
おいおいおいおい可愛すぎだろ!!!!!抱きしめてぇなぁおい!!!!!酒の一杯でも酌み交わしていれば、チョチョイのチョイでノリノリセックスができるんだけど、シラフで休日の昼間。なんだこれという思いがよぎらない方がおかしい(ご存知の通り、きゃりちゃんは、おかしい)。
「なに?ちょっと緊張してんのおまえ?笑」
ときゃりちゃんに言われて、あたい、とっても恥ずかしかった。むしろ濡れた。は?
バスタオルを剥がされて、私の体に触れ出すきゃりちゃん。
「肌スベスベだな!カーリングならこする人いらんわコレ!」
おい例え。
そんなこんなで、グッドリズム(元ネタ知らんけど)なセックスをし、大変おあとがよろしゅうございました。
「俺ら休日の真っ昼間からなにやってんだろうなー」
「ねー、バカだねー、最高ー♡」
とか言いながら合体していたときが一番カオスでしたねあれは。
なんかさー、きゃりちゃんブログに短小とか早漏とか中折れとか書いてるが、あれは演出だね。
別にちっちゃくないし早くないし中折れしてなかったわよ。
全て、並だったお☆
そしてセックスはうまい部類に入るのではないかと思った。
今年やった6人くらいの中ではダントツだと思う。
ズバ抜けてすごい何かがある訳ではないが、女がされたり言われたりして嬉しいツボをよくおさえている。扱いが上手。百戦錬磨のたまものなんだなと思った。感動した。え?
それに比べて世の中の男どもは、AVの見過ぎである。
きゃりちゃんの乳首の扱い方を見習って。
乳首は強く吸引したりかじったりするものじゃない、舌先で優しく転がすものなんだよ!!!!!!!!!
Eカップだぞ。
参ったか。
なにが
事後。
私たちはピロートークの概念を覆すようなトークを繰り広げていた。
「一回ヤッただけで彼氏ヅラする男死んで欲しいわー」
「もう一本チンコ生えねーかな」
「でもさー、きゃりちゃんに比べたら私って天使やんな」
何やねんお前ら。
去勢されるぞ。
しかしある種の仲間意識というか、クソ同士なので何を言ってもいいからとっても楽。いいお友達ができて良かったなと心から思った!
一息ついたところで、時計を見るともう17時。
いっけなぁい☆
パーティーに遅れちゃうぅっ☆☆☆
急げ急げぇっっっ!!!
え?コンディションがどうしたって?
もうこれ、行くしかないでしょう!
いざ、カップリングパーティーへ!!!
つづく
《後編》
全裸の私たちは、服を着て、身だしなみを整え、作戦会議をしながらキャリパレスを後にした。
そもそも、カップリングパーティーに男女のペアで参加すること自体、どうなのか。
知らん顔でそれぞれ一人参加のふりをするものかと私は思っていたが、きゃりちゃんの作戦は違った。
普通に男女の友だちで参加したってことで良いじゃん♪というもの。
まぁそっか、そうやな、それもありえるか。
え?ありえるんかな??どんな関係の男女やそれ???
そこで、もっともらしい関係性を考えてみる。
飲み会で知り合ったとか?-いや、チャラい。
ん~、ハイキング仲間?-いやいや、ハイキングのこと聞かれても答えられんやろ。
職場の同僚?-い~~~や~~~~~、私ら職種ぜんぜんちゃうし、同業種のやつとかおって仕事の話なってもめんどいな。
幼馴染とかは?-だめだ、出身地が違う、イントネーションが明らかに違う。
こう考えると、意外としっくりくる男女の友人関係って、ないんやね。
駅までの道すがら、しこたま考えたが、納得いく関係性を導き出すのは難しかった。
電車に乗り込む。
てかさ、なんかきゃりちゃん疲れてね?
聞くところによると、コンパやセフレや飲み会で、毎日予定がビッシリらしい。
私も自分でたいがいだと思ってたけど、やはり上には上がいるのね。
最近、自分でも何してるのかよく分からなくなってたけど、私より上の人はもう、自分の意思に関係なく体が自動的に動いているようにさえ思えた。
きゃりちゃん。
素晴らしいよ。
でも、健康には気をつけて、長生きしてね。
まだあと何回かはセックスしよう?
ん?健康?
え、それちゃうか?
健全で、納得いく関係性。
「ジム仲間」
はい決まりました。非の打ち所がありません。ジムでトレーニング中に知り合ったお友達。彼氏彼女いない歴絶賛更新中の仲良しな私たちは、クリスマスを前に危機感を覚え、意を決してパーティーへ参加することに。
「いいひとと出会えたらいいな…☆」
その想いは果たして報われるのか!?いざ、出陣!!!
(※実際は、ナンパからのワンナイトラブからのセフレという関係です。
筋トレではなくセックスで汗を流しています。「いい女/男と一発ハメれたらいいな…☆」が本当の目的です。)
殴るぞ
そんなどうでもいいことを打ち合わせているうちに、目的地に到着。こんなん考えてるときが一番楽しいよな、の法則。
きゃりープロの見解では、
「こういうパーティーは、早めに行ってあらかじめ獲物を選別しとく。そして開始と同時に獲物を捕らえるのが得策。」
とのことなので、少し早めに会場に乗り込んだ。
雑居ビルの中にある、そこそこ広めのバーを貸し切ってパーティーは行われるようだ。
私たちが到着した時点ではまだ受付が始まってなくて、男性が列をなしていた。
女性はまだほとんどいない(こういうのって、女はあまり早く来たがらない気がする)。
受付のツンとしたお姉ちゃんが何気にめっちゃ可愛い(後にきゃりーはこのお姉ちゃんまでもを引っ掛けようとしてこっぴどくふられていた。百戦錬磨ここに極まり。)
いったん歩みを止めて冷静に列に並ぶと、いよいよ「これ何してんねやろw」という思いが込み上げてきて笑けた。
そのまましばし並んでいると、女の子もちらほらと視界に入るようになってきた。
けっこう可愛い子もいた。
あの子可愛いな、ちっさくて細いのにおっぱいすげーな。レベル高いなーと、ひとりの女の子を何気なく見ていたら、その子がきゃりーちゃんに近付いて来た。
「あれ、既セク。」
お前まじか。きゃりちゃんはその子に「お前なにしとんねん」と軽くど突かれていたが、ヘラヘラしていた。無敵。
受付が開始し、続々と入場する人々。
お値段は、女性1,000円、男性4,000円だったかな?それぞれプラス2,000円で飲み放題が付けられる。
飲み放題プランできゃりちゃんが私の分も払ってくれて(どうもありがとう)、手の甲には飲み放題のスタンプが押された。
「こういうのはケチったら負ける」
プロの意見は常に脳にメモした。
入場するも、まだ人はあまりいない。
いるのは列の前の方にいた本気すぎる男ばかりで、揃いも揃っていけてない。リュックでシャツインの奴とかいた。びびる。
とりあえずビールをゲット。
この時点できゃりちゃんは、この会場で一番可愛い子に軽く声を掛けていた。
私は勉強のために熱心にそれを観察した。
そして、二人で一度ソファに座った。
改めて周りを見渡すも、うーーーん…やりたいような男はゼロ。
ただもう、ここに来ている時点で既に胸がいっぱいだったので、収穫なしでも別にええかな~とすら思っていた。
トイレに立ったきゃりちゃんが戻ってきたら、さっきの可愛い子を連れてきていた。もはや君に言うことは何もない。
私/可愛い子/きゃりー
という形で、可愛い子を挟んでソファに座る。
え、これ、もう、なに?
可愛い子はちまっとした小さな顔に、帽子が似合うオシャレな女の子だった。
(「ねぇその帽子なにクロ?なにクロのやつ?」てきゃりちゃんが聞いててウケた。ユニクロでは決してねぇよ。)
きっときゃりちゃんはこういうのを幾度となく乗り越えて、幅広い年齢層に合わせた多種多様なネタの引き出しを常時用意しているのであろう。どんな質問をしてもまともには返ってこない。頑張って。強く生きて。
なんだかんだと話していると、開始の合図が。
司会から、近くにいる人との乾杯を促された。
ここで、きゃりーと可愛い子と私は、かいさーん!
とりあえず、近くにいた比較的ましなサラリーマンぽい二人組と乾杯してみた。
テニス部くん(32)とサッカー部くん(32)とでも名付けておこう。
一人で来たの?
いくつ?
家どこ?
仕事は?
休みの日はなにしてるの?
テンプレートなつまらん質問にノリよく答え続け、酒を2杯ほどおかわりしたところで面倒になり、離脱を決意。
テニス部くんの方がグイグイだったので(残念ながらタイプではなかったが)、とりあえずそっちとLINEを交換し、あとでね!と別れた。
奥の方にすーっと進み、物陰から周囲を物色する。
…いない………
ちょっとでもセックスしたいような男が、本当に、いない………!!!
うそやろこれ、60人もおって、ゼロ?
そんなはずない、よく見るんだ、私!!!
…目ん玉をひん剥いて再度見渡したが、やはりゼロ。
その際にひとり話しかけてきた男がいたが、声が小さすぎてほとんど聞き取れず。なんか幹事っぽかった。声張れや。聞こえへんけど雰囲気だけで喋ってもたわ。噛み合ってなかったよなまじごめんな企画ありがとうな。誰
他にも、すごいビジュアル(禿げてもないのに髪の毛が散らかってる、ジャイアンに似てる等)だったり、かっこいいカバンの持ち方でずっと佇んでキメ顔してたり(まさかの逆ナン待ち?)、そうそうたる面々に、私の気持ちは流石にポッキリいきかけていた。
うーん、これはどうしたもんかなぁ…と思い悩んでいたとき。
「彼女、ひとり?」
きゃ、きゃ、きゃりーちゃーーーん♡!!!ここにいるひどい男どもと比べるのはもはや失礼だが、きゃりちゃんのこの安定感たるや!!
「きゃりちゃんどうなん?可愛い子いっぱいゲットしてきたん?」
「いやーあんまり。今日レベル低いな。」
「いや、女の子は可愛い子もいてるやん。例えばあの子とか!」
「あの子見たことあるなーと思って話しかけたら昔クラブで即った子だった。」
お前、まじか。私含め、この中にいる60人の女のうち、実に3人がこの男と肉体関係がある。
20人に1人が、きゃりーとヤっている。
日本。
「つまんないし飲み行く?」
きゃりちゃんの気遣いにより、パーティーには見切りをつけることが決定。
出口付近の人々が
「えっ、あの人たちもう帰るの?え?え?」と、軽くざわついているのを横目に、私たちはまあまあ勢いよくバーを飛び出した。
飛び出して、ずんずん歩いて、エレベーターの方へ曲がって、誰にも見えなくなった瞬間、きゃりちゃんに壁ドンでちゅーされた。
「されると思ってたっしょ?」
「うん思ってた笑」
元から頭がおかしいのに、さらに酔っ払いの私たちは、なんかもうよく分からない域に達していた。
仲良く手を繋いで街を歩いた。
パーティーの客はイマイチだったが、色々と面白い経験をさせてもらい私はご機嫌だった。
うーんとぉ、一番楽しかったのはぁ、きゃりちゃんが他の女と話してるときにぃ、「うん、そいつさっきまで私とハメとったで」と思いながら眺めてたことかなっ☆
別に優越感とかじゃなく、ただただ何もかもがクソやな、ていう思いで胸がいっぱいだったおっ!
そんなことを話したりしながら、次の目的地付近についた。
きゃりちゃんのナンパ友達らが、そのあたりで飲んでいるので合流するという。待って待って、ただでさえもうレポートに落とし込みきられへんくらいおもろいことが起きまくってるのに、まだそんなアドベンチャー起きるん!もう、どうしてくれるん!
とワクワクの私(酔っ払い)。
呑み屋街の裏路地で合流したナンパ仲間の2人は、何というか、見た目は普通だった。
ああ、きゃりちゃんと同じ人種なんだな、と思った。
「この子、ナンパのこともきゃりーなことも全部知ってるから大丈夫!」
と、私は紹介された。
何も大丈夫じゃない気がするが。
「どうも、先ほど一発やってきました」
などと私も自己紹介した。
全員がたぶんちょっとアレな人々という、稀な集まりだったため、ツッコミとかはもはや無かったように思う。
※なんかもう酔ってて楽しくてあんまり覚えてないのが心残り。
ナンパ友達の人は、
1人はおしゃれなお兄さん(年上)。
1人は可愛いメガネボーイ(年下)。
おしゃれなお兄さんは、イケメンではなかったけど、ちょっとキャラクター的なお顔立ち。かわいい。
この人がすごくて、今年抱いた女の数は90数人。あと少しで100に達するそうな。
きゃりちゃんでも今年50人くらい言うてたから、倍近く!
話した感じは普通のお兄さんなのに、やはりこの人も異常者なんだ…。そういうの大好き…(死)
きゃりちゃんが
「あとちょっとで100ゲットだから、ギリギリ99人で終わりそうな場合は相手頼むわ!笑」
って私に言ってた。
「うーん、そうなると年末ギリギリ大晦日ファックかな☆」
などと答えてる私って、一体何なんだろう。108ピストン期待してる。
メガネボーイは、きゃりちゃんに憧れてナンパ界に入ったという(いやそれも何)、元・いけてない男の子。今は普通に可愛かったよ。どことなく漂う童貞っぽさがグッときた。
この子、きゃりちゃんのブログに出てきてた子かなぁ~とか思いながら話してた。
彼が今年抱いた女は7人だそうで、私が今年抱かれた男が6人だから、いい勝負だね!ときゃりちゃんは言っていた。
この子に負けてるのか。
ナンパ師おそるべし。
もう
すべての会話が、
なに。
楽しい時間はあっという間で、明日はお仕事。
きゃりちゃんはこのあとセフレに会わなきゃいけないとのことで、21時過ぎには解散した。
(もうそろそろツッコミきれない)
帰り道、超ご機嫌酔っ払いの私は思った。
あの人たちと、絶対コンパする。おわり。
~きゃりーのあとがき~
当事者ということもあり、シュールな表現にニヤニヤが止まりませんw
(いい風に書いてくれてありがとうw)
あっくんとの詳細も気になるからブログ公開希望\(^o^)/
以上でーす(=´∀`)人(´∀`=)